2012年11月10日土曜日

モクチン企画設立記念イベント開催のお知らせ



2009年から活動を開始した「木造賃貸アパート再生ワークショップ」が、今年の9月に「特定非営利活動法人モクチン企画」として再スタートしました!!
この機会に合わせて、記者発表会および設立記念イベントを開催することに致しました。是非、お誘い合わせの上、ご参加ください!

資料ダウンロード(PDF)


設立記念イベント(17:00-19:00)                    
トークセッション① 
「住み手、作り手の関係を問いなおす」          

❏ 登壇者
・大島芳彦(ブルースタジオ/モクチン企画理事)
・土谷貞雄(無印良品 暮らしの良品研究所/モクチン企画理事)
司会:連勇太朗(モクチン企画代表理事)

❏ 内容
 いま、あらゆる分野で「生産者」と「消費者」という関係性が再編されつつあります。
 本セッションでは、都市や住環境における「住み手」と「作り手」の新たな関係性の在り方を、2009年からのモクチンプロジェクトの活動を振り返りながら議論していきます。生活者の視点や、住リテラシーの在り方、またウェブなどの新しいインフラによって可能となる「住み手」「作り手」の創造的な関係性を再考していきます。


トークセッション② 
「コミットメントを設計する -転換する社会の建築的実践- 

❏ ゲストパネリスト
・榊原充大/RAD
・山道拓人/tsukuruba inc./ex ELEMENTAL
・彌田徹+辻琢磨+橋本健史/403architecture[dajiba]
・土井亘/慶應義塾大学大学院
・浜田晶則/studio_01

❏ ゲストコメンテータ
・馬場正尊/建築家・Open A代表

❏ コメンテータ
・大島芳彦(ブルースタジオ/モクチン企画理事)
・土谷貞雄(無印良品 暮らしの良品研究所/モクチン企画理事)

❏ モデレーター
・連勇太朗+川瀬英嗣/モクチン企画

❏ 内容
 今までにつくられてきた様々な社会システムが転換期を迎えている現在、従来型の「仕事を依頼され、設計をし、報酬をもらう」という設計者・デザイナーのフィーモデルではデザインや設計の対象として扱える領域が限られていると言えます。

 本セッションでは、よりよい都市空間・住環境・生活文化を実現していくために必要な「(建築的実践による)コミットのかたち」を議論します。ある状況・社会へのコミットの方法、プロジェクトに対する関係主体のコミットのさせ方など、「コミットメント」というキーワードを通して様々なプロジェクトをみていくことで、現代に求められる建築やデザインの在り方を議論したいと思います。

 ゲストパネリストは、建築を軸足に置きながらも、その枠外で意欲的なプロジェクトに取り組んでいるモクチン企画主要メンバーと同世代(80年代生まれ)の実践者!
 また、コメンテーターとしてモクチン企画の理事である大島芳彦+土谷貞雄に加え、ゲストとして建築家の馬場正尊さんをお迎えしてディスカッションしていきたいと思っております。

                                                                                                                
❏ 開催日時
2012年11月27日(火)
記者発表会:15:30-16:20(受付開始15:00-)
記念イベント:17:00-19:00(受付開始16:30-)
懇親会:19:00-20:00

❏ 参加費
設立記念イベント:500円(ワンドリンク制)
懇親会参加:1500円(軽食つき)

❏ 定員:50人(要申し込み)

❏ 場所

loftwork Lab
東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア 10F
渋谷駅より徒歩10分程度

❏ 申し込み方法                            
参加希望の方は、人数把握のため下記フォームにしたがってメールを送信ください。

一般用
宛先:mokuchin.ws[at]gmail.com([at]を@にしてお送りください)
件名:【設立記念イベント参加】
----------------------------------------------
出席者氏名:
所属:
連絡先(e-mail):
懇親会参加の有無:参加・不参加(どちらかを消してお送りください)
----------------------------------------------


プレス関係者用
宛先:mokuchin.ws[at]gmail.com([at]を@にしてお送りください)
件名:【記者発表会+設立記念イベント】
----------------------------------------------
・貴社名:
・貴部署名:
・貴メディア名:
・ご芳名:

・記者発表会参加の有無(参加・不参加)
・設立記念イベント参加の有無(参加・不参加)
・懇親会参加の有無(参加・不参加)

取材環境に関する要望などあれば(カメラの設置や音声などに関して):
---------------------------------------------

熱く真剣な議論を交わしながらも、ポップで楽しい会にしたいと思っています。懇親会を含め是非、最初から最後までの積極的なコミット、宜しくお願いします!

2012年10月31日水曜日

IDEA to PRODUCTの決勝に出場します.

ストックホルムで開催される"IDEA to PRODUCT GLOBAL COMPETITION" の決勝に慶應大学代表として出場することになりました。

http://www.ideatoproduct.se/global/

11月15日から3日間かけて行われる国際的なビジネスコンテストです。まさかビジネスコンテストに出るようになるとは思ってもみませんでした。やるからには全力で頑張ります。

今回の渡航に関してサポートして頂いたメンター三田会の皆様には感謝します。精一杯やって、結果を出してきたいと思います。

2012年10月29日月曜日

リノベEXPO参戦!!!

あれから1年・・・今年もリノベEXPOに帰ってきます!!


http://www.renovation.or.jp/expo2012/

1年前は学生団体として学生メンバー全員で登壇させていただきましたが、今年は一回り大きくなってNPO法人として成長した姿を皆様にご覧頂けると思います。

新しいサービス「WEB版モクチンレシピ」について徹底解説!!ご期待ください。
「WEB版モクチンレシピ」について、興味がある方、より良く知りたい方は是非お越し下さい。



モクチン企画は、

11/1 15:50〜16:30

に登場いたします。

アクセス:
東京都渋谷区東1-3-1 カミニート20/常磐松ロイヤルハイツ
3F TOKYO FAMILY RESTAURANT
2F playroom
http://www.renovation.or.jp/expo2012/map/shutoken.php

その他プログラムの詳細はリノベEXPOの公式HPをご覧ください。
http://www.renovation.or.jp/expo2012/

デザインデータベースラボ設立



 この度、特定非営利活動法人モクチン企画とCocochi Space株式会社は、共同研究プロジェクト「デザインデータベースラボ」を立ち上げることに致しました。
 このプロジェクトは、デザインに関わるあらゆる情報を外部化するための、「データベース化の方法」+「可視化の方法」を研究するものです。モクチン企画では、木造アパートを改修するデザインノウハウの蓄積があり、モクチンレシピというデザインツールの開発を通して如何にノウハウを外部化するかという実践をしてきました。また、Cocochi Spaceは感性データベースの研究をしており、その技術をもとにした様々なサービスの開発に取り組んできました。
 この度、この両者の得意分野を活かし、デザインという非常に曖昧な領域を、どのようにしたらデータベース化することが可能かを長期的に研究していくことになりました。研究成果は、モクチン企画の主要サービスであるウェブ版モクチンレシピのシステムに反映されます。

2012年10月

2012年8月30日木曜日

木賃アパート、分解しました。

①木賃アパートを徹底的に分解して、

②似た要素をまとめたり、空間的な特徴に着目しながら関係性を再構成して、

という、①と②を繰り返しながら(5日間)、


③木賃アパートの、仕組み/構成をダイヤグラムとしてまとめました。

担当したインターンメンバーのお二人、お疲れさまでした!!たくさんのダメだしを乗り越え、執念深く分析していったことで、素敵な「木賃エレメントマップ」ができました。あとはこちらでグラフィックとして綺麗にまとめていきます。このマップは、木賃アパートのコンセプトを勝手に抽出して組み立てたものであり、更に今後のレシピ開発の戦略をたてていくための見取り図となります。

残暑が厳しい年になるようですが、引き続き頑張っていきます。

2012年8月25日土曜日

木賃アパート徹底分解中。


 この一週間くらいは、インターンのメンバーに2グループに分かれてもらい作業を進めました。
 ひとつのグループは、レシピ開発の最初の段階に取り組んでもらいました。現在、モクチン企画ではフィールドワークや様々な事例からデザインをサンプリングし、レシピ化する方法を確立しようとしています。インターンメンバーにはその方法の一部分を実験的に実践してもらいました。今回は都築響一の写真集をフィールドワーク(?)してもらいました。最終的には、改修を依頼されている物件に対して押し入れやキッチンを中心に案を考えてもらいました。


 大変なのは、もうひとつのグループです。木賃アパートを徹底的に分解・細分化し、個々の部分の関係性を整理し、木賃アパートがどのような構成や仕組みで成立するのか分析してもらっています。3日間かけてようやく全貌が見えてきました。来週も引き続き作業を進めてもらう予定です。がんばりましょ!


2012年8月22日水曜日

木賃アパート間取り分析、一段落


 暑い日が続いていますね。モクチン事務所は人の出入りが多くなってきたので、人口密度が高くなり、さすがにクーラーを使い始めています。扇風機もフル稼働です。
 さて、インターンメンバーが執念深く分析してくれた間取りデータですが、デジタルデータになり、まとまりました。ありがとうございます。今後は、時期を見計らってウェブ版レシピのデータベースシステムに組み込んでいく予定です。

 
 当分の間は、アナログ的に使っていきますが、「間取りパターンの見取り図」が出来たことによって今後のレシピ開発の戦略がたてやすく、設計も効率化されるようになります。

2012年8月20日月曜日

インターンが始まりました


 夏のインターンシップが始まりました。様々な大学、分野からの学生メンバーが集まってくれて、なんだか面白くなりそうです。

 インターンの内容を今後少しずつブログで紹介していきます。まずは、木賃の間取り分析・類型化の作業です。昨年度も同じように間取りの分析をしましたが、今回はそれをバージョンアップすべく、更に情報量を増やして行っています。全部で1000戸以上の物件情報を集め、類型化作業を行いました。

 大量の間取りを前に最初はどうなることかと思いましたが、執念深く作業を進めていき、間取りをカテゴライズし、間取りパターンの関係性を構造化していきました。
 最終的には、4畳半という最小単位としての間取りを原点として、設備や収納の納まり方などの変化によって徐々に間取りが複雑化し分岐していくような樹形図を作成しました。この間取りの樹形図を見ていると、アパートの年代的な特徴や発展の仕方がわかってきて面白いです。

 今後は、現在開発中のウェブ版再生レシピのデータベースシステムにこのデータを反映させていく予定です。













2012年7月19日木曜日

最高に気持ちいい住まいのリノベーション図鑑

 HEAD研究会リノベ図鑑制作委員会から、エックスナレッジより「最高に気持ちいい住まいのリノベーション図鑑」という本が出版されました。
 モクチン企画によるレシピ番号09の「はしご棚」が紹介されています。「レシピ」が「図鑑」に紹介されているという少しメタで面白いことが起きています。
 是非、書店でお買い求めください!

2012年7月4日水曜日

夏季インターンシップのお知らせ


私たちと恊働し、実際にレシピの開発や物件の再生を進めていく仲間をインターン生として募集します。モクチン企画では、単にトップダウン的にプログラムを提供するだけでなく、積極的に恊働者としてプロジェクトに関わっていける仲間を募集します。

詳しくはこちらから
たくさんのエントリーをお待ちしております。