2011年6月15日水曜日

第4回ワークショップ


6/4(土)に第4回ワークショップを行いました。今回は、実際に木賃アパートを再生していくにあたってのプロジェクトとしての全体的な「ヴィジョン」を議論しました。次回からは、ヴィジョンを基に「再生レシピ」を作成していく予定です。

今回も前回同様に、ロールをシャッフルして2チームに分け作業しました。まずは、各ロールのリサーチしたアウトプットを共有し、お互いがやってきたことの確認や、ロールごとの共通点や差異を明らかにし、ロール間の横断可能性を模索しました。次に、各人が本プロジェクトに参加した動機と、どの様な再生ビジョンを個人的に抱いているのかを共有しあいました。その中で出て来たキーワードから、共通項を抽出しながら、木賃アパートを再生する意味やプロジェクトの意義を議論しました。



4月末にプロジェクトが始まってから、様々な木賃アパートを見学し、リサーチをし、議論してきました。メンバーの間でも共通言語が増え、よい形で蓄積ができてきています。実際の木賃アパートを再生する直前の今の段階で、個人ベースの興味やモチベーションから、プロジェクト全体の社会的意義まで議論できたことはとても意義深いことでした。プロジェクトとして目指すべき方向性や気をつけなければいけない問題点も明確になりつつあります。詳しい議論の内容や成果は、そのうちウェブで公開し(近日ウェブリニューアルオープン)、実際の再生物件に反映させていければと思います。


文責:連勇太朗
(写真:石川智香子)

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