午後は要素の整理と発表/講評を行いました。
付箋同士似た要素の検討を行い、関係性や共通する部分を話し合います。
この段階では各グループまとめるのに相当苦戦した様子でしたが、最終的には問題点をベースとした関係性や複数の問題に対して共通する解決方法が見えてきたように思います。
発表では、問題点の関係性を中心にグループ相互に講評を行いました。
また、アドバイザーの土谷さん(無印良品くらしの良品研究所)からもご意見をいただきました。
「価値の転換」がキーワードとしてあがり、ハード/ソフト両面からの様々なアプローチを共有しました。
そして、時間の流れやシェアによるコミュニティとしての提案、不動産カードによって数値にできない価値を可視化する方法、玄関や天井など外との中間領域における空間的提案など、複数の問題点に対して共通する提案のポイントを定めていきました。
同時に、問題の程度や法規等で現実的に可能な部分とそうでない部分を明らかにすることも大切な検討事項の1つとしてあがりました。
木賃アパートにおける問題点の要因は物理的なものから管理面や時代特性などのソフトによるものまで様々です。
また、木賃アパート独自の価値も様々なかたちで存在していることが見えてきました。
独自の価値を継承しながら不適合性をいかに取り除けるか、そうした再生提案を目指し、次回以降のワークショップも検討に検討を重ねていきたいと思います。
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公式ウェブに掲載する個人写真の撮影も行いました。
天気もよく、グループワークの息抜きになったようです。
ウェブページも公開でき次第、twitterでお知らせさせていただきます。
いよいよ、実際のアウトプットへとプロジェクトが動き出しました。
文責:根岸 岳
(写真撮影:石川 智香子)
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