下北沢でのフィールドワーク終了後、午後から赤坂のエイブル本社に戻ってきました。
これから集めたデータの編集作業に入ります。
ショクニンは、木賃を構成する部位(階段、ドア、照明など)をたくさん撮影したので、撮った写真を全てプリントアウトし、その部位の大きさに着目して分類していきます。
ここで、ショクニンのメンバー4人が、記録/撮影を各個人で行いましたが、4人が共通して撮影したものもあれば、1人だけしか撮影していないものもありました。
例えば、裸電球の写真がたくさん撮られているけど、シンクの写真は殆ど撮られていなかったりと。多く撮られている部分ほど、木賃の要素として重要だと考えることもできます。
キカクヤは下北沢周辺の不動産カードを約50件分、分析しました。
ベランダの有無、和室、洋室、風呂有無などどういうオプションがあるのか、一間なのか二間なのかそれ以上なのか、間取りと設備と家賃との関係性など。
ベランダの有無、和室、洋室、風呂有無などどういうオプションがあるのか、一間なのか二間なのかそれ以上なのか、間取りと設備と家賃との関係性など。
最終的なアウトプットは、間取りの構成を三つに分類分けし、風呂/トイレ/ベランダなどのオプションが家賃との関係でどのように付属しているのかを、仮説を立てました。
ブンセキカは調査した20件分の木賃アパートのアイソメを描き、入り口へのアプローチや周辺環境との関係性から木賃の構成要素を分析していきました。すると、木賃と周辺環境の関係、木賃の建物の構えにのいくつかパターンが見えてきました。
ある程度、各ロールのアウトプットがまとまってきたところで、軽くレビューをしました。各班軽く調査内容とアウトプットを説明し、今後どのようにまとめていくのかを議論しました。
一日という短い時間でしたが、多くの発見があり充実した内容となりました。次のワークショップまでの間に各ロール、フォーマットを整えてキレイにアウトプットとしてまとめる予定なのでこれからの活動にご期待ください。よろしくお願いします!
文責:石橋一希
(写真:石川智香子)
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