4月30日に第一回目のワークショップを行いました。
このワークショップは本プロジェクトにおいて一番重要なイベントで、隔週で行っていきます。
この日は午前中に下北沢でフィールドワークを行い、午後は赤坂のエイブル本社でフィールドワークのまとめ作業を行いました。
今回のフィールドワークでは3つのロールに分かれて、それぞれ異なった視点から木賃を考察していき、木賃の特徴を捉えていく事が目的です。
まず、ショクニンとキカクヤは3件の木賃アパートを見学し、ブンセキカは途中で分かれて他の木賃を見に行きました。
ショクニンは木賃アパートらしいと思うモノを写真に納めていきました。裸電球、昔ながらの襖、玄関のダクト、ポスト、吹き付けの壁、階段、窓ガラス、などです。
キカクヤは午前中は3件の不動産カードと実際の物件を見比べながら見学していきました。
ブンセキヤはショクニン/キカクヤと分かれてさらに下北沢界隈にある木造賃貸アパートを探しに行って20-30件ほど見に行きました。そこでは木賃と周辺環境の関係、木賃の建物の構えがどのようになっているかに着目して観察しました。具体的には、外階段、外廊下が主道に対して表面/裏面にある、庭と木賃との関係、周りの建物のボリューム、駐車場の位置、などです。
私はブンセキカに所属しておりますので、補足すると、歩いていて思ったのは、しばらく木賃がないエリアが続いて、その後一つ木賃を見つけたりすると区画整理がされずに主道から離れた木賃等が一カ所に集まって存在している事が分かりました。木賃の近くに木賃はあるのです。
各ロール、「質より量」を合い言葉にフィールドワークをしました。
各自記録を出来る限りたくさん撮りました。
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