午後はエイブル本社でのまとめ作業です。
ショクニンは前回同様収集した写真をグループごとに分類して、ひとつひとつ検証していきました。分類した物は言葉で具体的に表現しました。たとえば「天井を抜いて空間を広くする」「屋根を解体した時に出た廃材を使って縁側を作る」「押し入れ部分だった所にシャワールームを納める」など、木造リノベーションならではの再生手法をたくさん発見することができました。このような事例の収集は今後も継続して、木賃再生のデータベースとして活用する予定です。
キカクヤはインタビュー/リサーチを基に生活の行為、生活道具など、思いつくかぎりポストイットに書き込んで、それらを分類しました。この作業で暮らしの中でのやりたい事/やらなければいけない事や、必要な物/あると便利な物など、いままで曖昧であった暮らしの物事がはっきりと言葉で見えるようになりました。
ブンセキカは実際にプロの視点から物件を見る事によって、勉強になることも多かったと思います。外観のヒビの入り方から建物の傾きを判断したり、天井裏や床下をのぞいての構造診断など、実践的な物件調査をしました。(診断の結果、該当物件は再生が難しいと判断されてしまいましたが・・・)今回学んだ事がこれからの物件選定に大いに活かされる事を期待しています。
最後に全員でレビューをして今回は終了です。前回同様、今回の成果もまとめて後日にお見せできるかと思います。
今回は実際の再生物件をみたりインタビューしたりと、より今後のビジョンやモチベーションにつながるワークショップになったのではないでしょうか。またウェブサイトも近々リリースできる予定です
木造賃貸アパート再生ワークショップ、もっともっと加速していきます!
文責:川瀬英嗣(ショクニン)
(写真:石川智香子)
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